100年ブランドを創る「家族」のような仲間を探す
まずは会社について教えてください。
私たちは、鎌倉発のチョコレート店。人を笑顔にする、毎日を豊かにする、人生を幸せにする――。カカオの秘める可能性を引き出し、たくさんの人に新しい体験を届けたい。そんな思いで2015年、鎌倉の地で誕生した新しいブランドです。
私たちが目指すのは、世界的な100年ブランド。そこで2020年には社名を、家族を意味する単語「MAISON」を含む『MAISON CACAO』に変更。生産者の方やお客様、一緒に働くスタッフさん…ブランドに関わる全ての人をMAISON(家族)と考え、大切にしています。
中でも社員は、MAISONの中核。そのため採用においては「新しい家族を迎える」という思いで行なっているんです。
採用では、どのようなことを大切にしているのでしょうか?
「お互いに幸せになるイメージがもてるか?」を大切にしています。
これは単に「同じ方向が向けそうか」「共感できそうか」という、一方的に理解を求める動きではなくて。
たとえ喧嘩したとしても「お互いを理解し合うことに労力を惜しまないか」「お互いに期待し続けられるか」「その先に一緒に未知の世界が見れるか」といった、相互理解の視点を大切にしています。
100年ブランドを一緒に目指す、家族となる方の採用だからこそ、互いの「大切にしていること」「大事にしたいこと」のすり合わせには、特に力を入れています。
そのため採用では「お互いに顔を合わせて直接話す」ようにしていて。書類選考だけではなく、できるだけ多くの人にお会いするようにしているんです。
採用をもっと進化させたい!選んだのは録画面接
『VideoInterview』を使おうと思った背景は?
「求職者の方に向き合う時間」「1人で採用をじっくり考える時間」の両方を生み出せるツールだと感じたからです。
採用をかけると、ありがたいことに多くの方からご応募をいただけて。これまで月に200名程の方とお会いしていました。ただ、より多くの人に会おうと思っても、時間には限りがあって。
録画面接なら、お互いに好きな時間に録画・見ることができる。スキマ時間まで活用できれば、求職者の方に向き合う時間も増える。その一方で、面接調整の時間が減れば、今後の採用について1人でじっくり考える時間も取れるのではないか?と思い、導入を決めたんです。
実際に、『VideoInterview』は選考においてどのように活用されましたか?
これまで1次面接で行なっていた、人柄・興味・コミュニケーション力など、弊社との基本的なマッチングを見る時間を、録画面接に置き換えました。
録画面接を導入し、面接の付随業務がなくなったことで、月20時間以上の時間が新たに生まれました。まとまった時間が出来たことで、『MAISON CACAO』の採用をより良いものにする。という大切な業務にも力を入れられるようになり、大変満足しています。
自分のタイミングで録画できると、応募者の方からも好評です
対面で面接するのと「録画面接」で、印象などに違いはありましたか?
ほとんどありませんでした。1分程の短い動画でも、会社とマッチングしそうだと感じられる方は、直接会ってもやはり、一緒に働きたいと思える方で。
言葉の選び方や伝え方、動画の撮影の仕方などにも人柄は出ると感じていて。お顔もみれるので、全体の雰囲気もつかみやすかったです。
「録画面接」への応募者の方からの反応はどうでしたか?
「自分のタイミングで受けられて良かった」という声が多かったですね。webになれている方は特に、問題なく操作できているようでした。実際に応募者の方からは、こんなコメントを頂いています。
ちなみに、録画面接の受験率は62%。歩留まりに関しても、対面での面接と大きく変わりはありませんでした。
ビデオインタビューは、採用進化に欠かせないツール
最後に、『VideoInterview』を使った率直な感想を教えてください。
本当に使って良かった!の一言です。
1人ひとりとじっくり向き合い「家族になれる人を探す」というのは、決して簡単なことではありません。時間もかかるし、非効率だと感じる方もいるかもしれません。
でも100年ブランドを作る上で、このフェーズは絶対に欠かせない。『VideoInterview』を導入し、より多くの人と出会うことができたことで「家族になれる人」に出会える可能性も広がったように感じます。採用を次のステージに進めるための思考の時間もできました。
『VideoInterview』は単なる課題解決ツールではなく、「採用を進化させるツール」であると感じています!